人事評価の目的３
投稿日：2022年05月14日
人事評価はマネジメントと人材育成に活用しますが、その結果は査定と処遇に反映されます。査定と処遇に結びつくことによって、部下は期待に向けて強く動機づけされます。その反面、公平・公正な人事評価（部下評価）がなされないと、逆にやる気をなくしてしまいます。人事評価は、部下への仕事の指示や確認、指導や育成といった管理業務と一体になって実施します。部下の仕事ぶりを観察し、仕事の進め方を話し合ったりすることがなければ人事評価は行えないのです。部下との関りが少ない上司が人事評価を行うと評価に対して部下は不信感を持つものです。部下をマネジメントしたり、部下を指導・育成したりすれば、自ずと評価情報（管理情報）が集まり公平・公正な人事評価も可能となっていくものです。
このことは上司が部下をマネジメントする上で前提条件になるものです。