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人事評価とマネジメントの一致

投稿日:2022年05月21日



人事評価とマネジメントの一致という観点から、第一は、人事評価による業績向上と組織貢献の2つの視点があります。人事評価は、賃金の査定のためだけにあるのではなく、むしろ処遇は最後についてくるものです。結果として賃金として社員に反映させるため、そのための経営を支援するツール(道具)が人事評価という考え方は重要と思います。人事評価は業績の向上のために、部下を支援し、部下の能力を開発し、部下に動機づけをするために活用すべきものです。だからこそ人事評価は「業績向上」「組織貢献」と結びついていることが重要なのです。人事評価の評価項目は、組織の期待、ひいては上司の期待が形として示されるものです。人事評価の結果が、上司の部下評価と処遇に結びつけられるゆえに、部下は人事評価の評価項目へ方向づけされます。部下が向かうゴールが間違っていたら、部下が努力して評価点を上げても「業績向上」「組織貢献」につながらないのです。
会社全体の人事評価の点数が高いのに、業績が悪いであれば、それは人事評価と経営が別物になっている証拠です。


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