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自由人と組織人

投稿日:2022年03月26日



どのような個性のある方でも企業という組織に勤務すれば、その組織のルールに基づいて行動することが(当たり前ですが)求められます。組織のルールの延長線上には組織の目的があって、この目的があるからルールがあるのだと思います。組織の一員になれば、自らの意思を超えて組織の意思というものがあり、この組織の意思によって行動しなければならないものです。組織の一員としての立場、条件について取り決められた契約には当然規制が入りますし、限定された権利、義務が確定して、その枠内で行動しなければならない。これが組織人としての立場であって、この組織の規制の枠から一歩でも出た時が自由人としての立場になるのだと思います。よく「あの人は組織のなかの人ではない」とか「統制を乱して勝手な行動をする」と批判され、社員としての能力を持ちながら組織の外へ出されてしまう場面を目にすることもありますが、結果としてこの組織人と自由人の区別をつけないところから起きるのだと思うのです。


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