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教育

投稿日:2021年05月03日



私の場合、今は、社員教育が多いのですが、この教育という言葉について書いてみます。

教育という言葉は文字通り、教えて育てる、という読み方ができると思います。
そう考えると、教育はまずは与える事が第一段階としてあるのだと思います。

素材としての知識、技術を教えることから始めていく事。
業務を円滑に遂行するためにも必要とする知識、技術を与えていかなければ仕事にはならないと思います。

この最初の教育が不十分だと、我流で判断して自分の仕事を進めてしまうことで失敗する癖もついてしまいます。

なので、きちんと教育するプロセスを用意して取り組む事が将来を考えると重要です。このプロセスがあって、更に教える材料を豊富に与え、仕事の能率をあげることで成果につながっていくのだと思います。

ただ、ここで教える教育には限界もあり、教育には与えることから、次の段階で求めていくという視点も教育の範疇になると思います。

相手に材料・素材を与え、定型的にできる段階から、次のステップで自分で考えさせる、努力させる、作らせる、発見させる、このようなプロセスが大事だと思います。

昔と違い、黙って見て覚えなさい、という時代ではありませんが、定型的な教育段階でも、なぜ、この教育をしているのか、その意味を伝える事が大切です。
これも考えさせるベースになります。

特に、今の若い人材は納得すると積極的に行動する事が多いので、教育面では欠かせない視点と思います。


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