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持続可能

投稿日:2021年03月24日



手元に第2次札幌市中央卸売市場経営活性化プロジェクトというタイトルの冊子があります。その冊子の中に「持続可能な・・・」という言葉に目が留まりました。

持続可能、持続可能性という言葉は、10年近く前から耳にする言葉なのですが、危機感が乏しいといつまでも事業ができる、いつまでの顧客からの仕事を受ける事ができる。

根拠はないのに、いつまでの事業が継続していくものと、という考え方になっている、そのような気がしていました。

この1年間は、コロナ禍の影響で仕事の仕方、仕事の受け方もかなり影響を受けましたが、きっと、いつかはこの苦境も終わるとそれこそ根拠のない感覚でいたように思います。

2018年9月6日に北海道胆振東部地震があり、あの時も仕事が完全にストップしました。自分の会社の目の前に大きく地割れが生じ、150メートル離れた小学校のグランドに100メートルほどの地割れ、亀裂が何本もできました。TVで放映された清田地区の傾いた住居もわが社から直線で300メートルくらいの所です。

あの時は、その前日の9月5日が早朝から猛烈な暴風台風で羊ヶ丘展望台の大木がほとんどなぎ倒され、交通の信号機もほぼ止まってしまったものでした。

今回のコロナ禍もそうですが、予測不能で事業ができなく状況はだれにでもあるものだと、今更ながらに思っています。

コロナ禍や地震、台風は予測不能な外部環境の変化ですが、いつでも身近に起こり得るものと今は強く思っています。

その環境の中でも、自分、自社にできる持続可能な仕事への進め方、これは当たり前かもしれませんが、お客様と共に仕事をさせていただいている以上、なかなか答えはでないのですが持続可能という言葉に強く印象付けられています。


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