基本と原則という言葉
投稿日:2021年04月23日
ドラッカー学会の理事である佐藤等先生の書かれている言葉があります。
佐藤先生は、札幌で公認会計士事務所を運営され、また、ドラッカーの勉強会を中心となって進められている方です。
人間学を学ぶ「致知」という月刊誌に連載されていて、2021年5月号のP94に「基本と原則は、状況に応じて適用すべきものではあっても、断じて破棄してはならないものである」(エッセンシャル版『マネジメント』(2001)」というタイトルで書かれていたところを読ませていただきました。
文中では、詳細に佐藤先生の言葉でその言葉の意味する事が示されており、繰り返し読んでいると改めて気づかされるところが多いように思います。
文中では、基本原則にしたがった言葉を使う、ということも先生が普段、現実のであった事も含めて書かれています。
言葉の持つ意味は、思う以上に影響が大きいものです。同じ言葉であっても何度も繰り返し読むうちに、自分自身の先入観で思い込みがある部分もハッと気づかされる、そのような気がします。