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会社の経営

投稿日:2021年04月06日



経営者、また、それぞれの事業部を担当している社員のなかで事業が安定に推移していると気が付かないうちに前期、前々期に実績のあった取引は当期も自然と継続していると思ってしまう事があると思います。

自分本位で考えれば、100%継続されると思い込んでしまうと思います。(自分自身もそう思い込むタイプでした。)
しかし、自然に考えたら、取引内容もその年度、年度で変化がありますので、うまくいって80%継続出来たら100点満点だと思います。

なので、差異がでる20%を既存客への新たな提案、また、新規顧客の開拓にあたって、それで100%水準を維持できるのだと思います。

ここで、取引してくれるお客様に、こちらが単品経営で一つの商品、サービス、技術しかなければ、それこそ対応する術をない、何もしなければ80%のままになると思うのです。

単品経営は一面、強みになるとも言えるのですが、何年もという長い年月から見れば弱みなる一面も併せ持っていると思います。

1年、1年、単品+α、単品+β、単品+γ、と幅を広げていく努力は大事と思います。

会社の経営では、内部管理は大事な事ですが、それ以上に大事なのは外に目を向けて顧客、これこそが一番大事な経営の視点と思います。顧客とその事業に合うように内部管理を変化させていく点がポイントと思います。


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