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ハンス・カロッサ

投稿日:2022年01月09日



鍵山秀三郎氏の著書の中に、医師でもあったハンス・カロッサの書いた本の一節に「ただひとりの人に正しいことをするより、幾千の人たちのことを心配する事の方が楽なのです。」と書かれているところがあります。この言葉を見て、自分もテレビで貧困で餓死するような子供の場面はユニセフのニュースから目にすることがあり、その時、その場面を見ながらかわいそうと思う自分がいます。しかし、思うだけなら簡単にできるのだと思いますが、そのなかの一人でも実際に救おうとなると、なかなかできる事ではなく、そう考えると自分も無責任な傍観者のような気がします。
ハンス・カロッサの言う「ただひとりの人のために正しいことをする」こと、このことを今日も改めて考えたいと思っています。実践の大切さと言いながらそうではない自分に恥じ入るばかりです。


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